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第5期 第5回合宿報告

■「自分のSWOTから経営トップへのPDCA」を考える合宿

・企業内診断士次世代リーダー養成マスターコースは、今年度で第5期を迎えました。当マスターコースでは、年間全10回のカリキュラムがあり、うち1回は合宿が企画されております。今回は、11月9日(土)~10日(日)で行われました合宿の参加記をお伝えします。

今回の合宿は、一泊二日の日程で「倉敷労働会館」(岡山県倉敷市)にて行われました。開催地である倉敷は、当コースの顧問である牟田先生と縁の深い地でもあり、過去にも複数回にわたって倉敷で開催されました。

合宿中の研修プログラムは、大きく3つの内容で構成されています。

 1つ目は、個人発表です。今回の合宿のタイトルにもあります「自分のSWOTから経営トップへのPDCA」といった観点で、各自が自分のキャリアや専門性を棚卸し、今後の経営トップに向けたキャリアプランや能力開発をパワーポイント資料にまとめ発表を行いました。

 2つ目は、グループ討議です。討議テーマは、「診断士スキルを活用した自己と組織の成長のために持つべき視点」、「VUCAの時代における組織リーダーとして備えておくべき資質と実現へのアクション」の2つについて議論を行いました。本討議結果も、グループ代表者が発表を行います。

 1つ目の個人発表と2つ目のグループ討議のいずれも質疑応答時間が設けられており、参加者は業務で抱える課題への共感や解決のヒントを学ぼうと、多数の質問が投げかけられました。質問には発表者が回答するだけでなく、他の参加者からも自社事例の共有や意見提起が盛んに行われ、自分が所属する企業の中だけでは見えなかった発見や事例収集等、とても興味深い学びの場となりました。

 3つ目のプログラムは、当コース顧問の牟田先生や参加者による「従事業務における診断士の活用についての講演」でした。当コースの特徴として、塾長である桐谷先生や牟田先生をはじめ、多数の経営幹部経験者や管理者が多く在籍しており、それぞれの立場での貴重な体験談を伺うことができ、臨場感のある活きた講義を聞けることは本コースの魅力であると改めて感じました。

 研修後は、参加者同士による懇親会や歴史ある倉敷の散策など、一泊二日のすべてにおいて非常に内容の濃い時間を過ごすことができました。

■合宿を終えて

 今回の合宿では、自分のキャリアやスキルを棚卸し、俯瞰的に自己を見つめなおす良い機会になりました。また、グループ討議を通じて、自身が描く今後のキャリアパス、能力開発について他者の意見を得るとともに、企業内診断士としてどのように活用していくか、といった点についても深堀り、内省する良い機会となりました。特に、変化の早い時代にどのように対応していくかといった点では、講師からの「原理、原則」を意識することが重要である旨の教えが、心に残りました。

 牟田先生、桐谷塾長をはじめ本合宿を調整頂きました事務局の皆様に、心より感謝申し上げます。当コースは、年間カリキュラムの折り返し地点でありますが後半も引き続きよろしくお願い申し上げます。

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